キャバクラやスナックでの恋は擬似的

仕事帰りに夕飯を外食、餃子の王将で済ませた。そこのテーブル席に新入社員と見える人達がいた。キレイめなスーツ、それに付いた社章、若い人相。私にもそんな時期があったなぁと思い返した。

昨日、お客さんを接待した。一次会に会食、二次会にスナックへ連れて行った。そのスナックで上司お気に入りの子がいた。もちろん上司はその子を呼んだ。

今までこのような飲み会に行った経験と先輩方の体験談を聞いたことをまとめると、キャバクラスナックでの擬似的であるということ。ホステスさんの仕事は接客。本物ではないが、本物である必要はない。エンタメと同じ。小説も本当のことではないが、それを前提にコンテンツとして愉しむ。アイドルの追っかけをしてアイドルと付き合うことはかなり難しいが、好きで追いかけているのを本人自身は恋であると思っている。

人はそれにハマっている時が愉しい。例えそれが擬似や架空であっても。

説教に聞こえてしまうかもしれない。お店でお金を払うということは、そのサービスを受けるということ。接待でお客さんに良い気分になってもらうために私はそのお店を使う。上司を接待に連れて行くのも、お客さんが上司と付き合いが長かったので話をつなぐ役目というツールとして使っている。

ムダなように見えることが、案外ムダでなかったりする。現在もそれが残っているということはそういうこと。