印画紙(プリント)とデジタルカメラのダイナミックレンジへのこだわり

 最近新しいカメラが欲しいと思っていた。選択肢は以下だ。

・ミラーレス一眼なら富士フィルムのGFX50S2

・コンパクトデジカメならリコーペンタックスでGR3x、富士フィルムならX100Vの後継機

私がメインで使っているカメラはOMDSのOM-5だ。オートフォーカスは早く、防塵防滴、超音波振動によるセンサーのゴミ取り機能、レンズが小さめ、等メリットが豊富だ。デメリットとしては、APS-Cやフルサイズデジカメと比べてノイズが出やすいことだ。これはバリアングルモニターであり、私はチルトモニターの方が好みということもあって、一式買い替えを考えていた。

 以前、ダイナミックレンジについて調べたことを思い出した。プリントはダイナミックレンジが狭く、階調はモニター通りではなかったはずだ、と。

写真のダイナミックレンジ/カメラのダイナミックレンジ

写真のダイナミックレンジは25dB(4.2EV)ほどしかなく、カメラのダイナミックレンジである70dB(4.2EV)より、更に狭いのです。

マチュアで写真を趣味としてやってる身として、ここの暗部が〜、ここのハイライトが〜、A4以上に印刷が〜、ということは現状で満足している。むしろ週末にたまにこのカメラで家族写真を撮り、普段はiPhoneでスナップ写真や動画を撮ることが多い。そう考えると、わざわざ買い換える必要はないんじゃないか。現状のカメラでいいんじゃないかと考え直した今日この頃。