AmazonでZOMEIというメーカー(?)の赤外線フィルターを2種類買って使ってみた。一つは波長720nmまでを、もう一つは760nmまでをカットするフィルターだ。
カメラはオリンパスのE-m10 mark3。晴れの日でも760nmのフィルターを使うと全体的にコントラストの低い写真になった。これで人物のスナップ写真を撮ろうとするとisoを10,000まで上げないと難しかった。スローシャッターで長時間露光では人物が流れてしまう。また、レンズが赤外線撮影を想定していないため、中央に白いもやが出やすかった。
同条件で720nmフィルターはiso2,000〜4,000でいけた。これは白いもやが出なかった。上記に加えて露光時間が長いとそれが出やすいのかもしれない。
これらのフィルターについて他の人がブログで使用感を書いていた。
赤外線写真( 720nm )を撮りたい - ケロまさるの写真ノート
そこで使用しているカメラは私と違う。私の場合そこで書かれているほど悪くなかった。
このフィルターを使った樹々の葉が白く映るスノー効果は720nm<760nmとわかった。太陽光の強さによっては上の写真のように720nmでも十分なスノー効果が得られた。下の写真は760nmのフィルター。
次回はKenkoのPRD1D R72赤外線フィルターをを購入し試してみたいと思う。
※無改造カメラの使用