マルトリートメントという子どもに対する不適切な行動

「子どもの脳を傷つける親たち」を読んでいる。

マルトリートメントという言葉を知った。「マル」は悪い、「トリートメント」は扱い。

親はしつけと称して子どもに善悪を教育するが、その行為が不適切であれば、それはマルトリートメントにあたる。例えば、子どもが夫婦間のケンカを見ること、子どもにわいせつなメディアを見せること、子どもが着替える時に裸を見られるのを嫌がるのを無視する等。

虐待は肉体的または精神的に行う苦痛を与え、生命を脅かすことである。

しつけのためと親が子どもの頭や尻を叩くことは、子どもから見たら非常に恐ろしいことだ。それはまるで一般人がプロレスラーから暴力を受けるようなもの。

安全地帯であるはずの親や家庭から、精神的または肉体的暴力を受けることは絶望的だ。逃げ場所が無いのだから。

柔軟な子どもの脳はそれらによって歪む。成長するにつれてそれらの悪影響が出てくる。

怒ると叱るは違う。