アートって案外適当だなと思った。週刊新潮の五木田智央氏へのインタビューを読んで

今週号の週刊新潮に五木田智央氏を紹介する記事があった。その人はアート界で今有名らしい。ボートレート写真や絵の顔を黒く潰す作品が特徴的だ。その記事のインタビューを読んで自分の目を疑った。

"なぜ顔を消すのかとよく聞かれるんですが、具体的な理由はないんです。強いて言うならそれがカッコいいと思うから。(以下略)"

作品を観る側は製作者がどのような意図でそれを作り、表現しようとしているのか理解しようとする。だが実際はその表現に理由はないという肩透かし。

ぶっちゃけ、意味ありげな作品を作り、観る側が勝手に想像を膨らませるだけ。そう考えると、アートって案外適当なんだなと思った。

 

週刊新潮 2018年 5/17 号 [雑誌]

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