きつ音症は治るのか、バイデン氏のニュースを見て

 朝、NHKのニュースで吃音の話を取り上げていた。次期大統領といわれているバイデン氏が子どもの頃それに悩んでおり、詩の朗読で治ったと放送していた。インターネットで「バイデン 吃音」と調べるとそれについて書いているサイトを見つけることが出来る。

 私は過去に鋼管クリニックの吃音外来を受診したことがある。そこでの診療内容はメンタルケアに近いものだった。不安感や恥ずかしさから話す機会の逃避や言い換えをせずに向かっていくことが解決の最短路である。子どもの吃音は治るが、大人のそれは治らないから、それと共に人生を歩んでいくしかない、と。

 私自身、その内容に拍子抜けであったが、治らないものであると認識することで、治そうとそれについてインターネットを検索し続けることを辞めることができた。

 ただし、体感としてそれを抑えるのに劇的に効果があるとサプリメントはある。それはビタミンB1だ。ネイチャーメイドの濃度では少ない。アメリカのサプリメントで100mgほど入っている物を摂取するとわかりやすい。ただし、少し声が出しづらい副作用もある。

 私の人生は発話縛りプレイ。大切なのは気にしないこと。気にするのは自分だけ。他人はそれを気にしない。そういう人なんだなと思うだけ。指摘する人は悪意がある。私の前妻がそうだったように。そんな声は無視するべきだ。