オタクと女性

世間では不要不急な外出を控えるようにと喧伝されている。

昨日の土曜日の日中、秋葉原の周辺を歩いた。先週と比べて明らかに人通りが多くなっていた。アニメイトの前を通るとそこは開店しており入場チケットを配って入場制限していた。

そこの近くで店内の壁に貼られた広告をふと見た。それはギャルゲーなのか美女系なのかよくわからないが、RPG物のようで女の子は戦士の装いだった。装備はあたかも水着のようであり、きらびやかな装飾が付いていた。手には剣を持っていた。

まるで浅草のサンバ、そしてキャバクラみたいだと思った。さすがに本物のキャバクラで水着や剣は見たことない。たいていはドレスであり、人によって装飾が異なっている。だが、この広告のように戦士だけどサンバ、あるいはキャバクラのような装いは、それを購入する者の心に刺さる要素なのだろう。かわいく、きれいで、セクシーなんだけど強く、RPGでストーリーがある。

組み合わせだ。例えば、喫茶店+サービス+メイド=メイド喫茶。女の子アイドル+身近で距離が近い=AKB。

ここで一つ確かに言えることがある。それはオタクが女性を好きということだ。その広告や製品が商売だとしても、買い手は好意がなければそれらを自腹で買わない。秋葉原は愛で包まれていた。