中野剛志さんの「奇跡の経済教室 基礎知識編」を読んでいる。
経済学者って本当にトンデモ理論が好きだよなぁと思った。
一般人の肌感覚として「その金融政策おかしくね?」と思うことを広め行ってきた。
例を挙げる。
・消費税増税は国内経済から金を吸い上げるのだから、消費が落ち込むのは目に見えている。デフレを脱却したくないの?
・円高から円安になって輸出企業が儲かっても、それは一時的なもの。想定してた為替との差で儲かっただけだから、想定する為替によって利益は増減するよね。
・デフレは需要不足、供給過剰。デフレ下において金利を下げて、まして銀行に対してマイナス金利にしただけで、需要が増えるわけないじゃん。
・お金の供給量、マネタリーベースを増やしても、デフレでは物よりお金の価値が上がる状況だから、必ずしもそれらが消費に回るとは思えない。デフレがまだ続くと企業が思えば使わずに内部留保として溜め込むだろ。
冒頭の本によると、大御所の主流派経済学者自体が主流派経済学は有害無益だったとこき下ろしているとのこと。
数式でモデルを組み、その都度異なるモデルを提示しているが、それらは全く現実に合っていない。
科学的に見たら「再現性が無い」。
主流派経済学ってトンデモだな。
— 河豚 リーナ (@fugurina) 2019年5月23日
理論は「一般均衡理論」をベースにし、現実には成り立たない「セーの法則」を前提に置き、個人の経済活動はすべて合理的選択をする。
まさに机上の空論。
そもそも前提が間違っているという致命的欠陥。