税は財源ではなく、物価調整の役割

中野剛志さんの「奇跡の経済教室 基礎知識編」を読んでいる。

税は、財源確保の手段ではなく、物価調整の手段だ

とある。いかにマスコミの報道や政府の政策がデタラメかがわかった。

税って要は民間から貨幣を吸い上げることだ。

インフレが過熱して物価が上がり過ぎたら税を上げて、世に出回る貨幣の供給量を減らす。貨幣の価値を上げる。デフレ圧力となる。

デフレで経済が低迷したら税を下げる。国が公共事業など率先して財政支出を行い、貨幣の供給量を増やす。貨幣の価値を下げることでインフレ圧力となる。

「〜の財源確保のために増税は必要だ」とマスメディアは報道や配信をする。

国は自国通貨発行権を持っているから財源はいくらでも、なんとでもなる。

財務省やマスコミはそれが嘘であること、全くのデタラメであることを知っていてやっているのか?もし知らなくてやっているなら勉強不足だ。知っていてやっているなら悪意を感じる。