ストリートスナップに抱く嫌悪の理由

見ず知らずの人をストリートスナップで撮る人がいる。

それについて私はなんとも思わない。

撮るのはその人の自由だし、街中において禁止されていることではない。

 

が、全くの知らない他人をその手法でポートレート作品のように発表する人の神経がわからない。

  • 発表する際に被写体本人から許可を得ているのか。
  • そのスナップ写真が何を表現、示したいのか。
  • モノクロにしてコントラストを上げたらインパクトの強い作品になるのは当たり前。
  • 奇抜な、風変わりな人を撮るのがそんなに楽しい?

やり方によってはストリートスナップは簡単だ。

4k動画の様な高画質な動画を撮りながら街中を歩く。その動画を見返す時に気になったシーンを止め、写真として切り出せば素材は得られる。

 

変わったコンセプトや手法、物事の考え方を変えさせるような写真が見たい。

私にとってはそれを満たすものは、

  • 誰もいない街と撮った作品
  • 梅佳代さん

ぐらいだ。

 

TOKYO NOBODY―中野正貴写真集

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