森会長の「女性が多いと会議が長い」発言は差別でもなんでもない

 朝のNHKニュースで以下の内容を見た。

森喜朗氏 女性多い会議は困る - Yahoo!ニュース

マスコミが得意の、前後の脈絡を断ち切る報道の仕方だった。そこだけ聞いても森会長の発言におかしい所は無いと私は思った。だってそれらって女性の性質だからだ。

 現代において社会的に高い立場にいる女性らは、若い時に男尊女卑されていたと認識する人達だ。男性に負けないぐらい仕事をしなくてはならなかった。なので主張が強い傾向がある。

 ごく当たり前な、当然な事を言うとバッシングするのはひどい。ポピュリズム?こんなことで視聴者の目を引こうとか、こんな事をニュースとして取り上げるNHKの質が低すぎる。中国が行ってるウイグルへの虐殺、ジェノサイドとか他にニュースはあるはずだ。

ウイルスに対するマスク不要論を看破する考え方

 とある科学者がマスク不要論をのたまうことがある。それを聞いて私は違和感を抱いていた。それについて考えたら思考実験の段階だが解決できそうだ。

 彼ら(マスク不要論者)は以下のことを言う。マスクのフィルターはウイルスに対してスカスカだ。そこなんかいくらでもウイルスが通ってしまう、と。

 この前提条件を考えると、乾燥状態であり、ウイルス単体でもそこを通り、空気に飛散する。その条件なら息をしただけでもそれらが通過する可能性は考えられる。

 現実を考慮するとそれらと条件が異なる。コロナウイルス(武漢ウイルス)は空気感染ではなく飛沫感染であり、呼気には湿気が含まれている。

飛沫感染ということは、ウイルスが拡散するには何かツバの様な物に付着して飛ばなくてはならない。それが付着したままの指で目や鼻、口などの粘膜などに取り付くことで侵入する。今回はそれ単体が浮遊するのではない。

呼気に湿気が含まれるということは、マスク内が乾燥しないということ。乾いた物より湿気た物の方が滑らない。ウイルスを含んだツバでさえ、マスクの使用が正しければクシャミをしても大して飛散しないことは、スーパーコンピューターでのシミュレーション結果(報道より)明らかだ。

 結論は想定した条件が異なるのでマスクは不要ではない。自分のツバを飛ばさなければ相手は感染しない。それはお互いそうだ。防疫として大切なのはやはり、手洗いうがいだ。

民間病院でのコロナ治療方法を考えた

 新型コロナウイルス(武漢ウイルス)に対して、まず国が指定感染症2類から5類に格下げする。普通のかかりつけ医でも診れるようにする。厳重な装備は不要。無症状や軽症者の入院はなし。

 風邪っぽい症状の人がいたらコロナに効くといわれる薬を医師が処方。この時期に例年のようなただの風邪なんて流行ってないだろう。それコロナじゃね?

 各個人は防疫を行いつつ、サプリメントビタミンDの摂取を行う。自衛。

 日本は欧米のように治療費が自費ではないので、罹った後の対応に救いがある。

 

 

アメリカ大統領選は投票制度不良

 アメリカ大統領選の結果は現職のトランプが敗北し、バイデン候補が勝利となった。前者の支持者は不正投票について言及し、後者の支持者らは選挙結果は正しいという前提のもと、前者の行動について言及している。選挙の疑惑について調べれば調べるほどその証言や証拠が見つかる。しかしそれらがその結果を覆すには力不足であった。

 この選挙結果について、保守派と称されるDHC虎ノ門ニュースでも意見が割れている。一方はトランプ推しであり、不正があったのだから、選挙の最終決定が出るまで不正の追求をするべきだ。もう一方は選挙結果を受け入れて、それを見込んで先に進んだ方が良い、不正を追求するのはその後だ、と。

 今回の件で分かったことは、アメリカにおける民主主義の選挙は管理がザルだということだ。投票率が100%超えや死亡した人の名で投票があった、投票権が無い外国人でも投票可能、外国の関与による締め切り間近の投票用紙追加お届け、同じ人が投票用紙を何度もカウント、投票集計機の不正操作など多くの疑惑が出ている。それらを期限までに証明し、それらを踏まえた上で州議会が判断する。これらの疑惑が晴らされずに大統領となったバイデン氏は正統性にさえも疑惑が持たれる。その関与ができること自体、投票制度の不良が指摘できる。

武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の功

 表題のウイルスは国防における防疫という観点で良い前例を作った。

 兵器には3種類ある。atomicは原子爆弾などの原始兵器、biologicalは細菌などの生物兵器、chemicalは毒ガスなどの化学兵器。頭文字を取ってABC兵器と言われている。

 過去の事例を挙げると、atomicは福島原発、biologicalは武漢ウイルス、chemicalは地下鉄サリン事件での対応。それぞれを経験する事で緊急時の対処策を考え、実行することができるようになった。

 日本がよく行う問題の対処策は、その問題が発生するまであまり触れないということだ。よく言うと平和、悪く言うと緊急時への事前準備ができていない。問題が起こってから大騒ぎをする。戦後の憲法を1度も変えず、それによって私権の制限もできず、休業要請や自粛要請などあくまでお願い止まり。

 日本は海外と違い、表題の件について一日当たりの感染者も死亡者も1/10〜1/100と違う。その成果は国の対応策が良かったからではない。2020年初頭は海外からの入国制限をせず、夏と秋にウイルスが沈静化したことに安心し医療体制を増強せず、冬に変異種が見つかり感染力が高まったそれに再び右往左往している。

 歴史シミュレーションゲームをやったことがある人ならわかることだ。旗振り役やもしもの対策を準備しておくことは必要だと。潰すなら徹底的に潰すのと同時に関係者に補償をする。持久戦で沈静化するのを待つならもしもに耐えうる準備をしておく。

 最悪のことを考えておくことは危機管理として当然のこと。専門家でなくても予想すればわかることだ。