ハラスメントは倫理の問題であり、相手を大切にすれば起きない問題

今朝、厚生労働省パワハラの指針を決めたとNHKが放送していた。6類型についてそれぞれ簡易に説明していた。

・身体的な攻撃

・精神的な攻撃

・人間関係からの切り離し

・過度な要求

・過少な要求

・個の侵害

それらを見て私は呆れた。当たり前の内容だよな。

ハラスメントって要は倫理の問題だ。

子供の時、親からしつけられなかったのか?「自分がやられて嫌なことは人にするな」と。

社会問題が発生するたびにこのような定義が増えるのではないか?セクハラとは、モラハラとは等。

パワハラなら度を超えた上司の行動に歯止めをかけることは大切だ。

だが、その上司が人格者なのにそれらを行なってしまうとしたら、それは環境がそうさせているかもしれない。看守と囚人の心理学を挙げると明らかだ。役割が人を作る。

飛び込み営業で仕事を取らねばならないならば、その目標を達成させるために上司は部下に暴言で発破をかけることがあるだろう。

それをパワハラと捉えるかは受けて次第。行う側にそのつもりがなくても、受け手がどう感じるか。

大切なのは、個としての相手を尊重し、対話を交わして意思疎通を行うことだ。コミュニケーションは一方通行ではない。双方向だ。