学生時代、歴史が苦手だった。いつ誰がどこで何をしたかを覚える事は、私にとってただの暗記だった。その時は覚えているが、テストが終われば忘れる連続だった。
理科系は得意だった。基礎さえ覚えれば後はそれを使い、それぞれのルールに従って応用すれば良い。数学は加減乗除が、化学は周期表が前提。
百田尚樹さんのツイートを見て、学校での歴史の授業が面白くない理由がわかった。
日本の歴史教科書は、年表と用語の解説にすぎません。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2018年6月17日
それをもっともらしい文章でつないでいるだけ。まったく無味乾燥なもの。
しかも日本の良いところ、凄いところは、できるかぎり抑えてあります。
そんなものが「歴史」であるはずがない! https://t.co/al53Lh8ZXm
誰がどこで何をしたかを羅列されたところで、何でそれが起こったのか、その背景に何があったのか、まるでストーリーが見えない。教える方は時系列を説明しているつもりなんだろうが、時系列はストーリーではない。
学校の授業を面白く、学生に興味を持たせるように説明するのは先生の仕事だ。それができないならAI(人工知能)やテキスト読み上げソフトで代用した方がマシだ。