人工知能と聞くと鉄腕アトムや攻殻機動隊のタチコマ、ドラえもんを思い付く。自立思考による振る舞いにより、その挙動はまるで一人の人間を思わせるものがある。
現代でもてはやされている人工知能について見ると、それはまだパソコンの延長でしかない。特定の専門分野に特化させただけだ。
人工知能の進歩により知識集積型の仕事は代替することが出来る。先の医者の誤診、裁判官は過去の判例を参考にする、行政の窓口や事務作業などが安易に想像出来る。
そのうち人が関与できるのは、初めの入力作業、人工知能が弾き出す結果の最終判断、人同士で意向や傾向をくみ取る忖度だ。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
- 作者: 松尾豊
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
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