幸せは積み上げ方式ではなく、穴埋め方式

 悟りに関する本を読んでいる。Kindleアンリミテッドで、それは読める。ハッとした気付きがあった。幸せは積み上げ方式ではなく、穴埋め方式だと。

積み上げ方式は、あれも欲しいこれも欲しいと言う欲求を満たしていくと、幸せな状態に到達するというイメージだ。

穴埋め方式は、足りないものを満たすと幸せな状態になるというイメージだ。

一見するとこれらに違いは無い。しかし、よくよく見るとベースが異なる。

積み上げは、0→100 まで幸せに向かって積み上げていく。それに対して穴埋めは、100→60→80→40→70→100などと幸せの状態に空いた穴を埋める。

 幸せへの道程を比べると、積み上げは単純に足りない、欲しい、あるべき、なるべき姿に向かって取り組んでいく。

穴埋めは、欲求により空いた欲を満たすことで到達する。

 幸せになりやすいのはどちらか。一般的には、前者が優勢だ。むしろ主流だと言っても過言ではない。幸せになるには積み上げるしかない。

ところが実際は後者なのではないか。お腹がすいた、トイレに行きたい、眠りたいなどの肉体的欲求。認めてもらいたい承認欲求などの社会的欲求。それらの欲が幸せ状態(100)から減ずる。ただし、先ほどと違い、この対策は2つある。足りなくなったモノを満たすか、そもそもその欲に捉われない、かだ。

後者は極端に走りやすい。絶食や我慢、禁欲などの自制を修業と勘違いする。一番大事なのは、先の本にもあるように、思考(マインド)に捉われないことだ。思考(マインド)を牛と例え、それに引きずり回されないよう、ラベルを貼り手放す。あっちこっち駆け回る牛と一緒に行かない。

では腹減りはどうする?そこは中庸、ほどほどが大事だと私は思う。食べ過ぎは苦しいし、腹減りも苦しい。カロリー過多は太るし、過小は力が出ない。寝過ぎは眠いし、寝不足も眠い。

幸せはどこかにない。すでに皆が持っている。