子どもの運動会を見に行った。下の子の相手をしながら、上の子が競技に参加する姿を写真に収めた。使用したカメラはOMDSのOM-5、レンズは高倍率12-100mm f4.0 proだ。
普段使いは単焦点の標準レンズ相当を愛用している。今回は運動会。場所が場所なだけあって、被写体が遠すぎて、標準レンズでは写りが小さすぎることが予想された。結果的にこの高倍率ズームレンズは最適解だった。なぜなら、子供が近くに来た時は35ミリ相当から50ミリ相当で撮り、遠近感を強調したい時は24ミリ相当、遠くや圧縮効果を得たい時は150から200ミリ相当で焦点距離を操った。
カメラのマウントは、マイクロフォーサーズであり、画素数は2000万画素ほどしかないため、運動会写真を撮れればいいやと軽く見ていた。ところが、帰宅し撮った画像を全てpurerawにかけてノイズを除去した。オフラインのLightroomを使ってそれらのDNGファイルを見て驚いた。期待以上であり、十分満足する画像だった。proレンズを使っているため、焦点が合焦するピント面はカリッと際立っていた。マイクロフォーサーズで焦点距離が短いため、被写界深度も深くて外で日中の撮影だった。プログラムオートで絞り気味のためピンボケ写真は無かった。
趣味でカメラを使って写真を撮るなら、マイクロフォーサーズでも全然ありだと改めて認識した。連写して撮影した画像全てpurerawでノイズ除去にかけるとファイル容量が約3倍になる。吐き出された画像を入れたフォルダが50GBを表示していて驚いた。