田舎の退屈さを知った

 2週間ほど静岡県の郊外に仕事で出張した。ここへ何度か1、2日ほどの出張はしていたが、2週間は初めてだった。この期間で気付いたことが多かった。

  1. 車がないと移動に不便である
  2. 電車の本数が少ない
  3. 娯楽施設が無い
  4. 惣菜屋さんが閉まる時間が早い

 いや本当に、車がないとどこにも行けないとわかった。バスは1時間に1本か2本。電車は1時間に3本。電車に乗り遅れると次来るまでに20分待ち。電車の一駅区間でタクシーを使うと3,000円/回はザラ。

職場とホテルとの往復の最中に、本屋さんや雑貨屋さんなど何もない。あるのはコンビニとパチンコだけ。これは道理で大人が酒やタバコ、パチンコをやる人が多いわけだ。通勤経路に見えるのは畑や山などいつもと変わらぬ風景。

大きいスーパーは21時まで営業しているが、個人でやってるお店は19時半には閉まってしまう。

 田舎や郊外のメリットは土地や建物の価格は安いが、デメリットとして交通インフラや時間、機会、娯楽などの生活コストが高すぎる。