私はクレーンゲームを引退した。その引退は、主に橋渡しだけになりそうだ。橋渡しが得意な人は得意なのだろうが、私はそれが不得意だ。橋渡しは、滑り止めが巻きつけられた棒の上に景品が乗っているものだ。攻略法は、クレーンのアームを利用して、フィギュアの箱を前または後ろにズリズリ移動させ、良い塩梅の所でその移動させた箇所を持ち上げることで、反対側が縦または横から落ちる。
私が取りやすいと感じるクレーンゲームのタイプはDリングだ。滑り止めの付いた棒は傾斜が付いている。その上にD型のリングが乗っており、それをクレーンで交互に左右に揺らしてずらしていく。なんてったって、それはお金をかければ確実に景品を取ることが出来る。テクニックやラッキーは不要だ。愚直に繰り返すのみ。クレーンのパワーや景品の重さ、滑り止めの種類にもよるが、クレーンゲームの中では一番取れやすい。
それに比べて3本爪は確率だから取れる時と取れない時がわからない。何度か持ち上げて落としているうちにアームの届かないところへ行ってしまう。店員を呼ぶのも面倒。
景品を取るのはよいが、その保管に困る。使用したり遊ぶものなら良いが、そうでない物は未開封のまま仕舞い込むしかない。マリオのはてなブロックなんて何に使うのか。くまのプーさんがはちみつの壺に入ったフィギュアをどうしろと。
秋葉原と池袋にある東京レジャーランドは景品が取れやすいことがわかった。