虎ノ門ニュースにおけるアメリカ大統領選に関する主張の違いについて

 ここのところ、アメリカ大統領選に関して保守論客の間で意見の対立が激しい。虎ノ門ニュースでは本件について曜日と出演者によって主張が異なる。一つの事象について多角的に物を見ているのだが、その方向が全くの真逆であるから視聴者の間でも対立が生まれている。

 出演者の主張をざっくりまとめると、

 このチャンネルを見てわかることは、藤井厳喜さんと百田尚樹さんは、今回の大統領選挙で不正が行われたことについて今正さないと次回以降もそれを行われてしまう。投票機の不正、郵便投票の不正、外国からの関与など。それらがまかり通る社会はもはや民主主義ではない。

上念司さんとケント・ギルバートさんは、陰謀があったとしても大統領選を覆すほどの不正を証明することはできない。各州での裁判もトランプ側は負けている。疑惑があったとしても投票結果は民意なんだからそれを認めて先に進もう。その混乱の空白を縫って中国が狙っているから、日本に有利になるようにバイデン側をリードしていけば良い。

 どちらの意見もトランプの功績を認めており、彼が当選することを応援している。ただ唯一の違いは、トランプが大統領として継続できる可能性を持っているか、いないかだ。人それぞれ意見が違うのは当たり前。結果は時が証明してくれる。