そのカメラとレンズで十分

 私は最新のカメラやレンズ情報を知るのが好きだ。カメラ雑誌を読み、量販店のその売り場で手に触れて確認することが多い。私はオリンパスを使っている。ググって上位レンズを使った作例を見て物欲が増すことが多い。

 最近気付いてしまった。昔の人はそこまでカメラの性能!レンズの写り!と言っていたのか?と。私が尊敬しているアンリ・カルティ=エブレッソンはそう言っていたのか?

 仕事で拡大印刷、高解像度の画質や写りを求められているのならば、それに匹敵する物が必要だ。私はどうか?趣味で写真撮影を行なっている。写真の編集を行ない、縮小して関係者に写真を転送、数枚プリントして終わりだ。

 今より重いカメラ、重いレンズは写真やってる感がとても強い。が、今のような、取り回しのしやすさ、軽さを犠牲にすることを考えると、あえて苦行を行う必要はないのではないかと気付いた。