スナックやキャバクラの存在意義

最近、懇親会や暑気払いの絡みで二次会にスナックやキャバクラへ行くことが多い。それは私一人ではなく上司や客先と一緒だ。

再度、お店の存在意義について気付いた。そこは第二のホームグラウンドだ。

仕事での接待の場には適している。密室であるから情報の漏れにくい。居酒屋のようなオープンな場は誰が聞いているかわからない。

会社関係者や知り合い行きつけのお店に、お気に入りの女の子を見つけるとそこはその人にとってホームグラウンドになる。例えば、会社や家庭内の悩みなど他人に相談しづらいことについて、お店のママや女の子は相談に乗ってくれる。そこでの話は本人の承諾なく広まる事はない。ネガティブな話だけでなく、お酒を飲みつつ、おしゃべりしながら楽しく過ごしたい人の心も満たしてくれる。

相手の話を全て肯定するのではなく、第三者目線でその人なりの考えも示す。

例えば、結婚をしていない自分の娘が知らない男とエッチをして、いつの間にか子供ができちゃったと言う話を聞いたとき、その不安感を誰に相談すれば良いのか。自分の上司か?同僚か?後輩か?相談相手が仕事の人間ならば、もしかしたら出世競争の障害となる情報提供になるかもしれない。そう考えると会社の人間に相談することはあまり得策ではない。

自分の居場所を複数作る。心の安定にはそれがあった方が良い。