私が今勤めている会社は社内規定に副業禁止と書かれている。実際にそれを行なっている人がいるかまでは当方はわからない。
弊社がなぜそれを規定しているかについて考えた。
- 自分が仕事を発注または購買の権限を持っていると仮定する。
- その会社に所属したまま副業として自分が個人事業主を兼任したとする。
1.の権限を利用して2.へ仕事をあっせんすることができる。
2.として仕事をすると、それまで仕事をもらえていた会社にとって仕事を急に横取りされたようなものだ。
例えば、部長が別に経営する会社へ仕事をあっせん、優先させるようにと内々で取り決めが出来るかもしれない。
見積情報もリークさせることも出来る。他社はこのぐらいの見積、では内は少し安くして見積を提出しようととか。
現状は今までの仕事の繋がりを活かすべく、そこを退職して独立することが多い。
悪いことを考えるといくらでも抜け穴があると気づく。それをするかしないかはその人の倫理観や道徳観に依るところが大きい。