「鬼滅の刃」は男強さだけでなく国家観も体現している。例えば北朝鮮や韓国、中国に対しても

Amazonプライムビデオで「鬼滅の刃」を観ている。

1話目の始めを観たときは興味をそそるものが薄かった。

ところが、その回の最後のシーンに目を奪われた。

主人公は鬼と化した妹に襲われる。なぜ妹が鬼になってしまったのかは不明。鬼を殺す団体の一人がその様子を見て助太刀に入り、その妹を後ろ手に組んで刀で殺そうとする。それを見た主人公は「妹を殺さないで下さい。お願いします。」と体を平伏し懇願する。助っ人はそれを見て「生殺与奪の権を他人に握られるな!」そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない!」と怒鳴る。

引用:鬼殺隊-名言・迷言集 - 鬼滅の刃まとめwiki - アットウィキ

私には予想外な展開だった。他のアニメやマンガなら、「わかった。妹は返してやろう。その代わりいつまでに何を倒せ。」とパシりにされるか、「妹は預かった。返して欲しくばどこどこへ来い」と連れ去ることで主人公の旅が始まる。

「大切だから返して下さい」とお願いや交渉したって、相手にその気が無かったら返すはずない。

これを現代に当てはめると、

力で取り上げられ、力でしか取り返せないのなら、力で取り返すしかない。相手に返す気が無いのなら。

自分の身は自分で守るだけでなく、大切なものも自分で護れるようにする。それが大事。