売上が上がり、会社を立て直せば何をしてもよいのか。日産のカルロスゴーン氏の所業から考える

マスメディアを見ると、かつての日産を立て直したのはカルロスゴーンであり、主な手法はコストカットとのこと。

今回問題となったきっかけは、報酬を少なく申告していたことだ。

日産ゴーン容疑者、懲役4年程度の実刑が濃厚…脱税なら高利率のペナルティ課税も | ビジネスジャーナル

これだけではなく彼絡みの問題は多い。

率直に思うのは、いくら経費削減や人員整理を行い、売上が上がり立て直したとはいえ、会社の私物化はダメだろう。コンプライアンスが叫ばれる昨今、そのトップが不正を行っていたのだから。

「彼がいなかったらそもそも会社が無かったかもしれない」という意見もあるだろう。でもそれって関係がなく、不正が必要だったんですか?という問いに負ける。

やって良いこと悪いこと。本人が暴走していたら気付いた周りがいさめるべきなんだけど。

結果としてそれが日産の判断。「やっちゃえ日産」