グローバル化は平準化であり、強力な後続者を作るだけ

グローバル化って要は平準化だ。富んだ技術やライフスタイルを貧しいエリアへ伝達する。そこでの生活水準は向上する。

その役目はビジネスチャンスになる。ただそれは自分がやるか、他人がやるかでしかない。

そのビジネス先からは、産業革命やインターネットバブルの様な新規の技術発展は望めない。そこはあくまで後追いだ。

最先端はそこよりも更に人や時間、金を投資して更に先を行く。

滝や川は高い所から低い所へ落ちる。

低い所が高い所に勝つには特化するしかない。日本の研究方法が昔からたこつぼと揶揄されるが、それは少ない予算や人員を考慮すると合理的だと思う。

韓国のLGやサムソン、ホンハイ、中国のハイアールやアリババなど。シェア争いなだけでシェアの創出ではない。

日本の没落 (幻冬舎新書)

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