郊外は住宅が安い反面、生活に縛りが多い

最近不動産を買いたいと思っている。住宅ローンを組んでどこに住もうかと物件を探している。東京都の山手線内にするか、山手線の外または神奈川県や千葉県にするか考えて気付いたことがある。

それは、郊外は住宅が安い反面、生活に縛りが多いことだ。

金額を比べると、東京の山手線内で築25年以上の中古マンションを買う金額と、神奈川県で新築マンションを買う金額は同じだ。広さは神奈川県の方が断然広い。

交通の便を見ると、郊外から都心に向かう電車はどこも通勤ラッシュだ。なぜ通勤ラッシュが発生するのか考えると、それは先に挙げたように、郊外の方が不動産価格が安い分住む人が多く、会社の始業時間がたいてい同じだから逆算して家を出るだろう。

日常の買い物を見ると、住む場所にもよるが、車が無いと移動が出来ない、バスを使わないと駅に行けない、病院は選ぶ選択肢が少ない等が考えられる。ましてや、子どもが地方から東京の大学へ通う場合、親は仕送りの必要性が増す。

東京都の山手線内に住むということは、上記の真逆だ。しがも山手線内を移動する場合、車を使うより自転車を使った方が断然早い。

これらのことから東京に限らず、住宅を買うなら都心を買うべきだと考えた。地方に安くて広い場所で家を買っても、相続関係で子孫が家を売ろうとしても、買い手が付かないとそもそも売れないわけで。

 

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