サイクルトレインに賛成しない理由

自転車を解体せずにそのまま電車に持ち込める、サイクルトレインというシステムがある。それは、折りたたみを買うかミニベロを買うか迷っていた自分からしたら、とても魅力的なことだ。なにせ、折りたたみもせず、輪行袋に入れもせずに自転車を電車で運べるのだから。

 

物事には表裏一体の関係がある。メリットがあればデメリットもある。

メリットは上記の様に運搬が便利になることだ。

デメリットはメリットより大きいと思った。

それは駅前を見れば明らかだ。

駐車場があるにも関わらず、そこを使わずに歩道の脇にあるガードレール横に止める人がいる。

サイクルトレインを東京の山手線や地下鉄で適用した場合、以下のことが発生することを憂慮する。

  • 何者かによって駅構内に放置された自転車
  • 線路内への自転車の投げ込み
  • 通勤ラッシュ時に人との接触
  • 駅構内で自転車に乗る人

可能性を挙げたらキリがない。

人の行動は性善説より性悪説で考えた方が実用的だ。

なにせ、そのサービスを使うのはマナーの良い人だけではないのだから。