コロナでわかった各国の民度と統制

 新型コロナウイルスで各国の民度と統制がわかった。

 日本人は衛生習慣が良く、ハグやキスなど濃厚に接触する文化ではなく、自粛というお願いで外出者が激減した。ところが国の対応はグダグダだ。海外からの渡航者制限が非常に遅く、法的にロックダウンできず自粛要請し、特別定額給付金や持続化給付金の対応も遅い。

 アメリカはどうか?欧州と同様、手洗いうがいや毎日風呂に入る習慣はなく、土足で家にあがり、ハグやキスはある。貧富の差はとても大きく、国民皆保険がないので医療が高額であるため、体調が悪くても医療を受けられない人が多い。不法移民問題や人種差別は根強い。国の対応はロックダウンする等の強制力は強く、定額給付金の支給は早かった。

 中国はどうか?衛生習慣の意識は低い。国の対応はロックダウンし、死亡者を複数まとめて火葬場で焼き、数字を隠蔽またはごまかすことで体勢を整えた。

 これらのことからわかるように、日本は民度が高いが、国は緊急事態に弱い。アメリカは複数の問題を内包しており民度は低いが、国の緊急対応は強い。中国も民度が低くチベットウイグルなどで多くの問題を抱えているが、国は緊急対応に強く人権なんてへのかっぱだ。

 いつまでも平常時として構えていてはいけない。今までそれを置き去りにしてきた。もしものことを考え実行することが必要だ。