映画「ジョーカー」は主人公の精神が快方に向かう

映画「ジョーカー」を観た。主人公であるアーサーの精神が快方に向かう話だった。殺人やっちゃうぐらいだから闇落ちなんだけど、自分自身に正直になっていく。

心に刺さるセリフがあった。微妙にニュアンスは違います。

・(周りから変な奴だと思われていても)これが本当の自分だ。

・悲劇か喜劇か決めるのは主観だ。

アーサーが突然笑いだすこと、自分の過去と対峙して知った生い立ち、就労環境や街の情勢などを含みつつ、上記2つのセリフがあったのでとても深く重いと思った。

私自身、結婚と離婚を経験して、絶対な幸せというのは無く、幸せかそうでないかは本人が決めることだと悟っていた。

結局これも主観だ。

 

本件に戻って、アーサーはジョーカーとなった。アーサーと似た環境、境遇にある者のタガが外れた場合、第二のジョーカーとなることは想像できる。それを生み出さないようにするのが市長や街のコミュニティの仕事ではないか。