最近のニュースで吉本興業のブラック労働契約が明らかになってきた。
会社は反社会的勢力と付き合うな!コンプライアンスを徹底する!と言う。
その割に支払う給料はとても安い。売れない時はギャラが100円や1000円だったり、芸人と会社の取り分が1対9と言われるぐらい安いらしい。会社と芸人はマネージメント契約をしている。割合を取り決めた書面は作成してないと週刊誌に載っていた。
さて、吉本興業と他の芸能事務所について芸人の考えてみる。
吉本興業は芸人希望の人に「吉本興業所属」という看板を与える。そしてお笑い養成所や舞台を設けることで、彼らの芸を作るあるいは披露する場所を提供する。芸がウケるかどうか本番の舞台で勝負する。ただし、給与は出来高制。誰がウケるかわからない。
他の芸能事務所は所属タレントを絞り、その人をメディアへの露出を増やすように営業を行う。例えば、何が良いかわからなかった剛力彩芽みたいに。
上記を踏まえると、吉本興業は経営者から見るとおいしいシステムだ。給与保証する必要はなく、売れれば大儲け、売れなければ辞めていく。
逆に芸人から見たら搾取をされていると感じやすい。給与は非常に安く、他のアルバイトを掛け持ちしなくては生活出来ない。売れ出したらスケジュールを詰め込まれて馬車馬のように働かされる。
結局は、芸能界デビューしやすいか、しにくいかの違いだ。しやすい分給与は安い。しにくい分会社が推してくれる。