現代アート、現代美術にも求められる需要と供給

会田誠さんのツイートに対して思う所があったので、私はそこにコメントを書いた。

私が上記を知ったきっかけは、村上隆さんの著書、芸術企業論と芸術闘争論だ。

現代アートがなぜ一般人にとってわかりにくいのか、美術大学の卒業生は美術で生活していくのが難しいのか、も載っている。

現代アートの買い手は金持ちだ。彼らには彼らのコミュニティがあり、その中で見栄の張り合いで作品を買う。買うのはなんでも良いわけではない。

「構図・圧力・コンテクスト(文脈)・個性」が大事だ。

仕事として作品を供給するなら、購入側である需要を満たす必要がある。需要を満たさない物を乱造して誰が買うか。

誰もが作りたいものを作って売れるなら苦労はない。事実、現実はそうなっていない。

需要と供給のバランスが大事だ。その需要を掴むことが難しいから、最先端を走るアーティストは苦労している。