移民も高齢化する

「西洋の自死」という本を読んでいる。

抜け落ちていた認識に気付いた。移民といえども高齢化する。

現在は少子高齢化と叫ばれている。理想的な人口ピラミッドに対して、その基礎となるは子どもの数が少ない。

人口を補填するために移民を受け入れたらどうなるか?

バリバリ稼いで日本政府にガンガン納税してくれる人が移民であれば問題ない。

が、実際は低賃金労働者の方が多くの数を占めると予想される。そして彼らは日本人の雇用を奪う。会社からしたら「応募してくる日本人が少ない、もしくはいないから、彼らを使うしかないじゃないか」と。単純作業であれば賃金も安い方を使いたいのは当たり前。

 

その本によるとイギリスの過去の例を挙げて、移民はその国に同化するのに多くの年月を要するとのこと。彼らは独自のコミュニティを形成する。

低賃金で入国した彼らも等しく年を取り高齢化する。公共福祉を日本人と同様に享受する。支払った税金以上のサービスを!

期限付きで彼らを返せば良いという意見がある。それに失敗したのがイギリスだ。自国より豊かな環境のため、彼らが家族を呼び寄せて根付いてしまうからだ。

 

移民の入国を制限することは人種差別ではないし、ヘイトでもない。大事なのは国益だ。よっぽど優秀でキチンと納税する理想的な人で無ければ、公共サービスを食い物にするだけだ。

我々がまず出来ることは、家に住み着いているニートにアルバイトでも何か仕事をさせ、その人に自信を付けさせ、社会と接触させることだ。自宅の周りが外国人ばかりになっても良いのか?と。

「社会が〜、搾取が〜、ブラック企業

〜」と不平不満やあるべき論を言っても仕方ない。自分の出来ることからコツコツと。