田舎は住居の処分に困る

田舎は住居の処分に困ると気付いた。

 

母の実家は田舎の山奥にある。兄弟姉妹はみんな都会へ出て行ってしまい、祖父母は亡くなっている。今は誰も住んでおらず、用途はお盆の時に両親が戻るくらいだ。

 

母はだいぶ高齢になってきたので、後処理の事を考えているようだ。お墓は今住んでいる辺りに持って来ることを候補に挙げている。住居をどうするかについて具体的に聞いてはいないが、私なりに考えてみた。

 

その田舎の戸建中古住宅について不動産購入サイトを調べると、築30年くらいの物件が300万円で売りに出されている場合が多かった。別荘やセカンドホーム、田舎暮らしとして買わない限り、とても売れる立地ではないと思った。

 

また、母が祖父母から田舎を相続しているが、そもそもその田舎を売却することをその兄弟姉妹が認めるかどうかわからない。自分の生まれ育った家や土地が無くなるというのは、とても心苦しいと思う。その反対を押し切る無難な方法は、彼らが無くなっているだろう30年後に売却することだ。その間の固定資産税を負担しなくてはならないが。

 

いっそのこと売らずに塩漬けし、何かあったときの心の逃げ場として残しておくのも案としてはありだ。

 

そこに住むならまだしも、誰も住んでいないから悩ましい。

 

相続した田舎の困った不動産の問題解決します

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